初めての・・・
こんにちは。
営業部五嶋です。
さて、今日は現在制作中のとある冊子に載せる写真を撮影するため
三種町方面へ車を走らせました。
目的地は「橋本五郎文庫」。
自身の蔵書を二万冊余り寄贈し、地域の方々も本を持ち寄ってできた文庫です。
建物は橋本さんの出身校であった鯉川小学校の校舎を再利用しています。
正面と文庫の中の写真も撮らせていただきました。
これだけの数の本を読んでいたと考えると、あらためて橋本さんは
すごい方だなと思わされます。
そして二階も一応のぞかせていただきましたが、二階には一階に置ききれなかった
本が多少、そして鯉川小学校の卒業アルバムなどが展示された部屋がありました。
少しだけ拝見しましたが、昔は児童もたくさんいて、行事も盛り上がっている
様子が写真に収められていましたが、閉校直前の入学式の写真を見ると
児童は三人。
わかってはいることですが、地方の過疎化が激しい地域の学校が辿る
運命のようなものを見た気がして、とても切ない気分になりました。
ふと窓の外を見ると田んぼが広がっていて、農作業をしているおじいちゃんが
見えました。
きっと昔は橋本さんも午後の授業を受けながら、
ぼんやり同じ景色を見ていたんでしょうか。
今は教室には誰もいません。
実はこのような閉校になった学校、またそこを再利用している建物に行くのは
初めての経験でした。(タイトルはこのことです)
最近は驚くようなアイデアで学校の再利用をしているニュースを見ますが、
ここは良くも悪くもそんな話とは無縁の場所でした。
さて、帰りにマックでコーヒーでも買おうかと思いドライブスルー。
が、気が変わって急遽グリーンスムージーを購入。
おばちゃんパンパンに入れてくれちゃって、
お腹いっぱい、胸いっぱいの一日でした。
営業部 五嶋 孝章